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巴峡みよし ~ひと・まち・かわの息吹が聞こえる郷づくり~

ページID:0001253 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

三次市市街地中央部では、江の川、馬洗川、西城川の三つの河川が巴状に合流しています。この形状は全国的にみても珍しく、高谷山や堤防の上から望む合流部の川の流れと背後の「まちなみ」や「やまなみ」と一体となった景観は、他の地域では見られない郷土の誇りです。
また、これらの川がもたらす恵みは、アユをはじめとする水産資源はもちろん、400余年の歴史を持つ鵜飼や河川敷にて開催される花火大会などの観光資源を生み出し、古くは高瀬舟による山陰と山陽を結ぶ交易地として三次の地を潤す役割を担ってきたものです。
三次市では、この水辺の魅力を最大限に引き出し、自然と触れ合う地域交流の拠点となるような、賑わいのある水辺を創出するため、市と管理者である国・広島県・地域住民のみなさまと連携して河川環境整備を行っています。

三川合流部

江の川
(ごうのかわ)
江の川は、北広島町阿佐山を源として広島県と島根県の両県にまたがって流れ日本海にそそぐ、長さが194km、支川を含む※流域全体の面積が3,900km2に及ぶ一級河川であり、中国山地を貫く中国地方最大の河川であることから、別名「中国太郎」と呼ばれています。
昔は島根県側で「江川(ごうかわ)」、広島県側で「郷川(ごうかわ)」とも呼ばれていました。また、三次より上流では「可愛川(えのかわ)」とも呼ばれています。
馬洗川
(ばせんがわ)
馬洗川は、世羅台地を源として三次市粟屋町地先で江の川に合流する、江の川の1次支川です。その長さは39.7kmで、流域面積は679.5km2になります。
昔は原村(現在の三次市十日市付近)を流れていたため「原川」と呼ばれていました。現在の名称は源流付近にある「馬洗い池」にちなんでつけられたものと言われています。
西城川
(さいじょうがわ)
西城川は、広島県と島根県の県境である比婆山を源として、三次市十日市地先で馬洗川に合流する、江の川の2次支川になります。その長さは68.7kmで、流域面積は630.8km2になります。

※流域(面積)・・・降った雨が川に流れ込む範囲全体のことをいいます。