本文
寺町廃寺跡
概要
寺町廃寺跡は,飛鳥時代末期に建てられ,平安時代まで存在したと考えられる古代地方寺院で,平安時代前期に奈良薬師寺の僧侶景戒によって編集された我が国最古の仏教説話集「日本霊異記」に記されている三谷寺と推定されています。
発掘調査は昭和54(1979)年から令和2年まで8回にわたり実施し,その結果,寺院の主要な建物である金堂・塔・講堂・回廊などの建物跡が発見され,法起寺式と呼ばれる伽藍配置であることがわかりました。また,数多くの瓦や土器なども出土しています。
基本情報
名称:寺町廃寺跡
よみがな:てらまちはいじあと
指定:国指定
種別:史跡
所在地:三次市向江田町寺町
指定年月日:昭和59年5月25日
関連情報
シンポジウム「史跡寺町廃寺跡(推定三谷寺)を語る」
パンフレット 史跡寺町廃寺跡[PDFファイル/553KB]
寺町廃寺跡 国指定文化財等データベース(文化庁)<外部リンク>
広島県の文化財ー寺町廃寺跡(広島県教育委員会)<外部リンク>