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中国四川省雅安市雨城区友好都市提携25周年
三次市友好訪中団・三次市日中友好協会市民友好訪問団が友好都市提携25周年を記念して、中国四川省雅安市雨城区を公式訪問しました。
平成29年11月2日(金曜日)から11月5日(日曜日)まで、中国四川省雅安市雨城区との友好都市提携25周年を記念して、三次市長を団長とする公式訪中団7名が雅安市雨城区を訪問しました。
友好都市提携25年の歴史を振り返り、未来の交流について発展的な意見を交わすことを目的に訪問し、滞在中は、雅安市雨城区への表敬訪問、記念式典への出席をはじめ、文化施設の視察などを行いました。
雅安市雨城区を表敬訪問し、雅安市雨城区の観光、農業、経済等の各分野の取組を伺い、意見交換を行いました。
また、友好都市提携25周年記念式典で三次市長は、「四半世紀にわたる友好の継続ができているのも、三次市日中友好協会を中心とする民間団体が、どんな時も雅安市雨城区の皆様と心からのつながりを大切に、地道な活動を重ねてこられた成果であり、心から感謝申し上げる。これまでの友好の軌跡を再確認しながら、両市・区のさらなる友好の発展により、未来の子ども達に光りを照らし続けよう」と呼びかけました。
雅安市雨城区との友好都市提携10周年記念碑、15周年記念碑を三次市日中友好協会市民友好訪問団の皆さん、雅安市雨城区の幹部の方々と訪問しました。
雅安市雨城区は、2013年に震災で大きな被害に遭いましたが、多くの苦難を乗り越えて復興、発展しつつあります。雅安市雨城区の羅剛区長とも、これからの友好の絆を深めることを固い握手で確認しました。
四川省西部の雅安市は、茶の名産地です。蔵茶(チベット茶)は、茶葉を固めた緊圧茶で、人や馬が厳しい山脈を越えて、この茶をチベットに運びました。中国では健康茶として飲まれています。
雅安中心部から約15kmほど山間部に碧峰峡という自然景勝地があります。そこにパンダ保護研究センター(正式名称は、中国保護大熊猫研究中心雅安碧峰峡基地)があり、パンダの生息地の環境で生育されている自然な姿のパンダを見ることができ、観光エリアとしても賑わっています。
また、雅安には多くの貴重な文化財が出土しており、石器、青銅器、陶器、動物の石造などの展示で、茶文化など古代からの歴史を感じることができる雅安博物館があります。