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旧旙山家住宅

ページID:0003526 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

旧旙山家住宅の画像

旙山家住宅とは

 旙山家住宅は広島県三次市三良坂町灰塚に所在する農家です。建築年代は、構造手法から18世紀中期の建築と考えられ、昭和53年(1978)1月21日付で重要文化財に指定されました。

 建物は南に面し、桁行六間半、梁間三間半の上屋の四周に半間の下屋を巡らせた入母屋造茅葺の住宅です。旧双三郡三良坂町灰塚に所在していましたが、灰塚ダム建設により湖底へ水没することとなったため、平成9~11年(1997~1999)に現在の位置へ移築し、その際に住宅建築当初の姿に復元をしました。

建造物の概要

構造型式:桁行14.9m、梁間9.1m、入母屋造、茅葺
名称:旙山家住宅
所在地:広島県三次市三良坂町灰塚543番地2
所有者:三次市
交通アクセス:JR「三良坂駅」から東へ約1.5km
 中国自動車道「三次I.C」、「庄原I.C.」から車で15分

間取りについて

 間取りは整形四間取りで、桁行七間半のうち西側下手三間が土間部、東側四間半が床上部です。
 土間部は桁行三間、梁間四間半の「ドマ」とし、正面に大戸片引の出入口、背面に背戸を設け、北東の「カッテ」上がり框に接して二口竈。北西に一口竈、南西隅に唐臼を設けています。
 床上部は南側を上手から「オオデ」と「オモテ」、北側を上手から「ナンド」と「カッテ」の四室とし、正面の下屋は榑縁です。「オオデ」のほぼ中央に囲炉裏を設けています。
 この住宅は実年代はさして古くないようですが、構造手法は相当古風で基本的な架構をもっています。とくに、土間から「かって」にかけて上屋柱が立ち並ぶ様子はなかなか見応えがあり、改変が少なく、保存もよい建物です。

旧旙山家住宅 間取り図
各部屋の様子を360°見ることができます。
令和2年度の屋根葺替の様子も掲載しています。
<外部リンク>

内部は毎月第1・3日曜日に見学できます。

重要文化財 旧旙山家住宅 開館日

旧旙山家住宅 開館日カレンダー [その他のファイル/79KB]をご覧ください。
(日時が変更になる場合がありますので、文化と学びの課にお尋ねください。)

記載している日以外で見学を希望される場合は

三次市教育委員会 文化と学びの課までお問い合わせください。

 

関連情報

パンフレット「重要文化財 旙山家住宅」 [PDFファイル/11.52MB]
国指定文化財等データベース<外部リンク>(文化庁)
広島県の文化財<外部リンク>(広島県教育委員会)

三次市の文化財の紹介

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