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奥家住宅

ページID:0003520 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

寺町廃寺跡 復原図(ふるさと会議みよし作成)

奥家住宅の歴史

奥家住宅は,三次市吉舎町に所在する民家です。当家所蔵文書によれば,奥家は丹波国の武士の出自で,天正年間の頃,この地方に移り住んだのが初代とされています。いくつか居を移した後,宝永年間に現在地に屋敷を構えました。屋号を「岡垣内」とし,江戸時代末期にはこの地の庄屋を務めていました。

建物の特徴

 接客空間であるザシキは,杉の面皮柱を用いていわゆる数奇屋風としつつも,内法には長押を廻して格式を保つなど,趣向を凝らした造りとなっています。縁を介して望む南庭もすばらしい景観となっています。一方,土間の上部には太い小屋梁が五重に組まれていて,大変見応えがあります。
 また,背面に建つ土蔵は,入口が主屋内の板間に面していて,いわゆる内蔵型式となっています。農家でありながらこのような内蔵をもっているのは,この地方では珍しいと言えます。

基本情報

 名称:奥家住宅
 よみがな:おくけじゅうたく
 指定:国指定
 種別:重要文化財
 所在地:三次市吉舎町
 指定年月日:昭和53(1978)年1月21日

関連情報

パンフレット[PDFファイル/3.64MB]
奥家住宅 国指定文化財等データベース(文化庁)<外部リンク>
広島県の文化財ー奥家住宅(広島県教育委員会)<外部リンク>

三次市の文化財の紹介

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