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旧佐々木家住宅
佐々木家住宅とは
この古民家は、約220年前後の江戸時代中期の茅葺平家建農家で、平入、右側土間、土間奥に勝手土間(間に境仕切り雑作なしの古い形式)、土間左に喰違形の四間取り、柱は栗、土台なし、天井は「でい」「あだの間」にあり、他はなし。台所勝手土間天井は矢竹を並べ土天井となっています。
台所は板間で奥に「水や」があり、「ながし」は勝手土間奥突当りに、無双窓下地流し、上部に「なずみ入らず」「つり棚」がはりより下げられている。
この古民家は、江戸中期の能かの代表的建築物で文化財として価値の高いものと言われている。
なお隣接して、地域の農村文化をわかりやすく展示した三和郷土資料館(要予約)があります。
見学を希望される場合は、三次市教育委員会 社会教育課までお問い合わせください。
建物の概要
構造型式:7間半(13.50m)、梁間4間半(8月10日m)、建築面積120平方メートル、茅葺、木造、平屋建
名称:旧佐々木家住宅
所在地:三次市三和町敷名
所有者:三次市
指定年月日:1987(昭和62)年3月30日
関連情報
広島県の文化財 - 旧佐々木家住宅(広島県教育委員会)<外部リンク>
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