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内水対策事業
事業の目的
平成30年7月豪雨に伴い発生した内水氾濫被害を踏まえて、再度被災の軽減を目的に内水対策事業を実施します。
なお、対策にあたっては、中長期的な視点を持ち、ハード対策とソフト対策を組み合わせながら、効果的・効率的に内水被害のリスクの軽減を図ることを基本的な考え方とします。
※内水氾濫:地域の排水能力を超える大雨により、降った雨を河川に流しきれなくなり、建物や土地、道路が水に浸かること。
畠敷・願万地地区における内水対策
国・県・市の内水対策
多くの住宅の浸水被害が発生した畠敷・願万地地区におけて、国・県・市の三者が連携し、平成30年7月豪雨と同様の降雨に対して家屋の床上浸水の防止を図ることを目標として、内水対策事業を推進します。
馬洗川右岸【畠敷・願万地地区】における内水対策について(令和2年3月)[PDFファイル/1.82MB]
対策内容等の決定にあたって、国・県・市のほか、学識者を加えた「畠敷・願万地地区内水対策検討会」を設置し、浸水原因の検証や内水対策案の検討を行っています。
畠敷・願万地地区内水対策検討会(国土交通省ホームページ)<外部リンク>
市民ホールきりり周辺 畠敷卸センター付近 畠敷排水機場付近
三次市が実施する内水対策
流域対策
内水による浸水深を低下させるため、願万地地区において2~3万立法メートル程度の貯留容量を有する雨水貯留施設を設置します。
三次町願万地地区で行っている五龍川貯留施設の工事の様子について[PDFファイル/2.28MB]
排水路の改良
畠敷緊急内水排水機場の排水ポンプの増強の効果を十分に発揮させるため、恵木谷川から畠敷緊急内水排水機場へ繋がる排水路の改良を行います。
工事に伴う通行規制について(畠敷内水排水機場付近)
土地利用規制
内水氾濫による浸水被害から市民の生命、財産を保護するため、住宅の浸水被害の防止に関する必要な事項を定める土地利用条例を定めています。詳細についてはこちらをご覧ください。
三次市住宅の浸水対策に関する土地利用条例の概要ページへ
その他の地区における内水対策
平成30年7月豪雨による浸水状況を調査し、各地区の状況に応じた内水対策について引き続き検討します。
三次町寺戸 下志和地町 粟屋町荒瀬