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三次市芸術文化栄誉賞花ノ本爽
(敬称略)
花ノ本さんは、三次市三次町の出身で、6歳で舞踊と三味線をはじめ、「踊りを通して日本文化を守りたい」という思いから上京。以後、日本舞踊の道に邁進するとともに、映画・テレビで俳優や歌手としても活躍してこられました。古典演目をはじめ新作を意欲的に手掛けるとともに、後進の指導にも力を注ぎ、全国に約600人の門弟を持つ日本舞踊流派「花ノ本流」を確立され、古典の魅力を現在に伝えられています。
(平成26年11月23日表彰)
主な経歴等
年 | 経歴等 |
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日本舞踊花ノ本流十五世宗家 | |
昭和20年 | 花柳(はなやぎ)三広(みひろ)師より日本舞踊の手ほどきを受ける |
昭和31年 | 花柳(はなやぎ)太(た)衛蔵(えぞう)(後の花ノ本葵(あおい))師に入門 |
昭和32年 | 日本舞踊花ノ本流が創立され十五世宗家となる |
昭和48年 | 文化庁芸術祭優秀賞受賞(昭和52年、54年にも受賞) |
平成元年 | 文化庁主催アメリカ舞踊公演に出演 |
平成5年 | 舞踊批評家協会賞受賞 |
三次市芸術文化栄誉賞とは
芸術文化の分野において、全国的に顕著な活躍により、広く市民に希望と感動を与えて親しまれた人を表彰するものです。