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三次市芸術文化栄誉賞辻村寿三郎
(敬称略)
辻村さんは、旧満州に生まれ、12歳から22歳まで三次市三次町で過ごされました。「もの心ついた時には人形を作っていました」という辻村さんですが、若い頃は芝居が大好きで役者志望でした。27歳から本格的に人形作りに専念され、NHK総合テレビ「新八犬伝」(昭和48年)の人形美術を担当して以来注目を浴び、人形芝居の上演や舞台の衣装デザイン・演出も行うなど、多方面で活躍されています。
(平成26年11月23日表彰)
主な経歴等
年 | 経歴等 |
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人形師、着物デザイン、舞台・映画などの衣装デザイン・演出・脚本・アートディレクター | |
昭和36年 | 現代人形美術展で初入選 |
昭和51年 | 芸術選奨文部大臣新人賞受賞、ゴールデンアロー賞(芸能賞)受賞 |
昭和52年 | 日本舞台テレビ美術家協会賞(特別賞)受賞 |
昭和55年 | 文化庁芸術祭優秀賞受賞 |
平成2年 | ローレンス・オリビエ賞アート・ディレクター部門ノミネート(イギリス) |
平成25年 | 三次市に「辻村寿三郎人形館」がオープン |
三次市芸術文化栄誉賞とは
芸術文化の分野において、全国的に顕著な活躍により、広く市民に希望と感動を与えて親しまれた人を表彰するものです。