ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の部屋 > 年頭のごあいさつ(2025年)

本文

年頭のごあいさつ(2025年)

ページID:0010902 更新日:2025年1月1日更新 印刷ページ表示

福岡 誠志さんの画像

 

新春を迎え、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。

市民の皆様におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。これまで、市政の推進に深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝申し上げます。

昨年は、宗山塁選手(三良坂町出身)のプロ野球ドラフト1位指名や川本翔大選手(三和町出身)のパリ2024パラリンピック入賞をはじめ、市制施行20周年記念を祝う式典や各地でのイベント、全線開通から今年3月で10年を迎える「中国横断自動車道尾道松江線」の記念式典の開催など、市民の皆様に勇気と元気をもたらし、未来につながる出来事がたくさんありました。

本年は、大阪・関西万博や世界バラ会議福山大会などが予定されています。高速道路がクロスする本市の拠点性や、交通の結節点である広島新駅ビル「ミナモア」等を生かして、開催都市と本市とを結び付けながら、本市の魅力をより多くの皆様に知ってもらうための情報発信を行い、関係人口の拡大につなげていきたいと考えています。

現在、世界情勢の不安定さや物価高騰など社会状況は刻々と変化しており、日常生活のあらゆる面でも多くの変化が生じています。この社会状況に対応するため、引き続き、三次商工会議所や三次広域商工会などと連携し、市民の皆様や事業者の皆様に資する経済対策を機敏に講じていきます。

また、「共創」によるまちづくりをより一層強化し、推進していきます。これまでも、防災・減災や産業、人材育成などあらゆる分野において、民間事業者の皆様と連携した取組を行ってきました。官民一体となって設立を進めてきた、女子硬式野球チーム「三次ブラックパールズ」は、川口憲史監督のもと、本格的な活動を始めます。引き続き、市民の皆様による温かいご支援やご声援をお願いします。

そして、教育の分野では、昨年末に設立した「三次市教育政策研究チーム」の取組を充実させるため、元文部科学副大臣の鈴木寛氏をはじめとする教育スーパーアドバイザーの豊富な知見に基づく指導助言をいただきながら、本市の教育施策に関する総合的な調査研究を行うとともに、「みよし学びの共創プラン」の実現をめざします。まずは、小・中学校の授業の質、学びの質を向上させることに重点を置き、子どもたちが生き生きと学べる授業づくり、環境づくりに取り組みます。教育に関わっていただいている地域や関係者の皆様のご尽力に感謝しながら、三次の未来を見据えて、子どもたちが新たな価値を創造できる力を育む教育モデルを構築したいと考えています。

さらに、多様なツナガリを大切にして、市民の皆様が幸せを実感できる三次づくりを進めていきます。今、本市は、大手企業や大学、スタートアップをめざす方が集う「SHIBUYA QWS(東京都渋谷区)」の会員となり、他の会員や利用者とつながりながら、新しいことにチャレンジしています。地域資源を活用した新たな付加価値の創出や、本市の様々な地域課題を解決するため、最新の情報や知見、いろいろなアイディアをいただきながら、協働した取組につなげていきたいと考えています。

本年も、限りある大切な財源を、市政運営に最大限生かしていくとともに、事業者や地域の皆様、本市に関わるあらゆる皆様との「共創」により、「人と想いがつながり、未来につなぐまち」をめざして、本市の発展に全力で取り組んでまいりますので、本年も変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げます。

本年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう、心から祈念申し上げます。

 

 

令和7年1月 三次市長 福岡 誠志