令和3年12月7日に広島県福山市において、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。
なお、鶏卵や鶏肉を食べたとしても、高病原性鳥インフルエンザに感染することはありません。
・鳥インフルエンザに関する情報【広島県ホームページ】
・鶏肉・鶏卵等の安全性及び愛玩鳥に関する情報【広島県ホームページ】
令和3年11月10日に秋田県において、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されて以降、全国各地で発生しています。
対象野鳥(カモ、フクロウ、タカ、カモメ、ハクチョウなど)が死亡している場合、農政課(電話番号0824-62-6164 FAX番号0824-64-0172)又は各支所に連絡してください。
また、対象野鳥以外でも同じ場所で野鳥が大量に死亡している場合も同様に連絡してください。
鳥類に発生するインフルエンザは「鳥インフルエンザ」と呼ばれ、ABCなどの型があるヒトのインフルエンザとは違い、A型ウイルスのみによる疾病です。
このうち、感染した鳥が死亡するなど強い病原性を示すものが「高病原性鳥インフルエンザ」と呼ばれています。
野鳥では国内各地で感染が確認され、中国地方でもこれまで数回、感染事例が報告されています。
鳥インフルエンザウイルスは、通常人に感染することはありません。しかしながら、感染した鳥に触れる等濃厚接触をした場合など、きわめて稀に鳥インフルエンザウイルスに人が感染することがあります。
現時点では、鳥において高病原性を示す鳥インフルエンザウイルスが鳥から人に感染するのは、感染した鳥またはその死骸や内臓、排泄物等に濃厚に接触した場合に限られています。
これまで、鶏肉や鶏卵を食べることによって人に感染したという事例の報告はありませんが、食中毒予防の観点からも十分な加熱調理及び適切な取扱いを行うことが必要です。
日常生活においては過度に心配する必要はありませんが、野鳥からの感染防止のため、念のために次のことに注意してください。
養鶏関係者の方は、引き続き、飼養衛生管理基準の遵守の徹底、早期通報に万全を期していただくようお願いします。
また、農林水産省ホームページ等を活用し、最新情報を定期的に確認してください。
・鳥インフルエンザに関する情報【農林水産省ホームページ】
・鳥インフルエンザについて【食品安全委員会ホームページ】
・高病原性鳥インフルエンザにかかる検査優先種について