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第4次三次市人材育成・確保基本方針
三次市を取り巻く環境は,人口減少・少子高齢化をはじめ,自然災害の頻発,感染症などの新たなリスクの顕在化,デジタル社会の進展など,目まぐるしく変化しています。
加えて,個人のライフプランや価値観も大きく変わり,職員一人ひとりの暮らし方・働き方に対する考えは多様化しています。
また今後,若年労働者の絶対量が不足し,経営資源が大きく制約されることなどが想定される中,複雑・多様化する行政課題に対応する上で,人材育成・確保の重要性は従来にも増して高まっています。
このような中,三次市では,まちづくりに関わるすべての人々が,これまで以上に力を合わせて将来のまちの姿の実現に向けて取組を進めていけるよう,本市の未来を拓く指針として,令和6年3月に「第3次三次市総合計画 -みよし未来共創ビジョン-」を策定し,「人と想いがつながり,未来につなぐまち」をめざしているところです。
本方針は,これらの状況を踏まえ,三次市職員が一丸となり,多様な行政課題に粘り強く取り組んでいくことで,まちづくりの基本理念である「市民のしあわせ」を実現していくため,人材育成・確保を図るための基本的な考え方として定めるものです。
加えて,本方針は,第3次三次市総合計画内で示された行財政改革の推進の考え方と整合を図り,行財政改革の基本目標である「三次市の未来を市民と拓く,共感力と変革力ある行政をめざして ~市民に身近な信頼される行政を実現し,市民と共に未来のための変革を生み出します~」を実現するための取組の一つとして位置づけます。