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インターネット上の人権侵害をなくしましょう
インターネットは、コミュニケーションの輪が広がり便利になる一方で、他人への誹謗中傷、無責任なうわさ、個人のプライバシーに関する情報の無断掲示、差別的な書込み、インターネット上でのいじめなど、人権侵害やプライバシーの侵害につながる情報が流れています。インターネットを正しく使用して、お互いの人権を尊重した行動がとれるようにしましょう。
人を傷つける書込みは罪にとわれることも
匿名性などを悪用した相手を傷つけるような悪質な書込みや、掲示板・SNSなどで何気なく書き込んだことが、相手を傷つけ取り返しのつかない結果を招く恐れがあります。
個人情報や誹謗中傷の書込みは、名誉棄損罪等の犯罪として罪に問われる可能性や、民事訴訟で慰謝料を請求される場合があります。
インターネット上の人権侵害を防ぐために
インターネットの特性を理解し、ルールやモラルを守って利用することが大切です。
- 他人を誹謗中傷する内容を書き込まない
- 差別的な発言を書き込まない
- 安易にあいまいな情報を書き込まない
- 他人のプライバシーに関わる情報を書き込まない
- 書き込みが不特定多数の人に見られる可能性があるということを意識する
人権啓発教材
- 法務省啓発ビデオ「インターネットの向こう側」<外部リンク>
(You Tube 法務省チャンネル) - 法務省啓発ビデオ「自分の胸に手を当てて」<外部リンク>
(You Tube 法務省チャンネル) - 法務省啓発冊子「あなたは大丈夫?インターネットと人権<三訂版>[PDFファイル/12.48MB]
インターネット上の誹謗中傷に関する相談窓口
~困ったときには、一人で悩まず、相談しよう~
インターネットによる人権侵害にあったときは
インターネットの書込みにより、誹謗中傷などの被害にわれた場合は、相談窓口案内図を参考に、ご自身の希望に沿った相談窓口にお問い合わせください。
インターネット上の誹謗中傷に関する相談窓口の案内図(法務省)[PDFファイル/537KB]
インターネット上の誹謗中傷やプライバシーを侵害する情報が書き込まれたら、プロバイダやサーバ管理・運営者に対し、その情報の削除を依頼することや、発信者情報の開示を請求することができます。
※自身でプロバイダなどの削除依頼をする際は、掲示板によっては、削除を依頼した人のメールアドレスなどの情報が掲載される場合があります。削除依頼を検討するときは十分注意してください。
法務局相談窓口
法務局では、削除依頼の方法についてアドバイスを行うほか、自分で削除を依頼することが困難な場合や、相談者が自分で削除依頼したが応じてもらえなかった場合には、プロバイダなどへの削除要請も行っています。
- みんなの人権110番(法務局常設相談所)<外部リンク>0570-003-110
(平日8時30分~17時15分) - インターネット人権相談受付窓口<外部リンク>
#No Heart No SNS(SNS利用に関する人権啓発サイト)
SNSを利用する際のルールのほか、ブロック、ミュートなどのユーザー保護機能の活用方法や、SNSの投稿の削除手順などが掲載されています。
#No Heart No SNS<外部リンク>(法務省・総務省・一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構)
誹謗中傷ホットライン
民間機関「誹謗中傷ホットライン」(セーファーインターネット協会)が、インターネット上の誹謗中傷について相談を受け付け、一定の基準に該当すると判断したものは、プロバイダ各社の利用規約に沿った対応を促す連絡(削除依頼等)を行います。やり取りはメールで行われます。
誹謗中傷ホットライン<外部リンク>(セーファーインターネット協会)
違法・有害情報相談センター
相談者自身で行う削除依頼についてその方法などを迅速にアドバイスする相談窓口です。相談はWEBで受け付けます。削除要請は行っていません。
違法・有害情報相談センター<外部リンク>(総務省支援事業)