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妊娠中もシートベルトを正しく締めましょう

ページID:0028327 更新日:2024年10月11日更新 印刷ページ表示

おなかの赤ちゃんを守るため、妊娠中もシートベルトを正しく締めましょう。

妊娠中もシートベルトを装着し、安全運転を心がけましょう

妊娠中は原則として着用の義務があります

シートベルトの着用は、道路交通法により療養・健康上に悪影響を及ぼすときは免除されますが、妊娠中は原則として着用の義務があります。さらに、運転席だけでなく、助手席や後部座席のどこに座ってもシートベルトを着用しなければなりません。
妊娠中も体調が悪くない限りは、車に乗る際は必ずシートベルト飲酒運転を装着し安全運転を心がけてください。
シートベルトを正しく着装し、補助具を使うなどすると、腹部を圧迫することもありません。
また、少しでも調子の悪いときは無理に運転をしないように注意してください。

交通事故で受ける身体への衝撃

交通事故で妊婦さんや胎児が受ける身体への衝撃がどれくらいのものなのかご存じですか。例えば体重50キログラムの人がシートベルト非着用で後部座席に座っていて、時速40キロメートルで走行していたとします。衝突した勢いで前席のシートに身体が叩きつけられた場合の衝撃は、体重の約30倍。つまり体重50キログラムの人であれば、なんと1.5トンの衝撃を受けることになります。

妊娠週数が上がりおなかの赤ちゃんが成長していくと、ママの体重も増えるので、その分受ける衝撃も大きくなります。前席に叩きつけられる以外にも、前のシートの人に衝突したり、車外に放り出されたりと、シートベルトの非着用はママと胎児の命に大きな影響を及ぼす危険性があります。

妊娠中の正しいシートベルト着用方法

シートベルトの正しい着用は、交通事故の被害から飲酒運転母体や胎児を守ります。ただし健康保持上、シートベルトの着用が適当かどうかを医師に確認しましょう。

  1. シートの背もたれは倒さず、深くしっかりと座りましょう
  2. 肩ベルトは、首にかからず、肩に十分にかかるようにしましょう
  3. 肩ベルトは、胸の間から、おなかの側面を通しましょう
  4. 腰ベルトは、おなかの膨らみを避けて、骨盤の低い位置にかけましょう