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往来本

ページID:0025890 更新日:2024年6月4日更新 印刷ページ表示

概要

三次市立図書館に所蔵している往来本の内容は、一般教養、社会生活、人文地理、産業から遊女の作法(遊女往来、性売往来)英文往来にまでおよび多彩です。

これらの往来本の特徴は、関西での出版ものが特に多いことと、郷土教科書(阿波往来、讃岐往来など)がまとまっているのが特徴です。

また、鎌倉往来・手習往来・商売往来(元禄7年版)は我が国に現存する唯一のものと思われます。

三次市立図書館のアーカイブからは、寺子屋等で実際に使われていた往来本が高画像でご覧いただけます。

三次市立図書館デジタルアーカイブ<外部リンク>

往来本とは

往来本は正式には「往来もの」といわれ、鎌倉、室町時代から明治初期にいたるまでの初等教育、特に寺子屋の教材用に編集され、現在の教科書としての役割を果たした本です。

初めは「問い」に対して「答える」という往復書簡文の型式をとっていたので「往来もの」といわれるようになりました。その後、次第に変化して常識的な教科書となり、庶民の教育に重要な役割を果たしました。

基本情報

 名称:往来本
 よみがな:おうらいぼん
 指定:市指定
 種別:重要文化財
 所在地:三次市三次町
 指定年月日:昭和37年4月25日

関連情報

三次市立図書館<外部リンク>