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大規模盛土造成地マップの公表について

ページID:0001281 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

 阪神・淡路大震災や東日本大震災等において、谷や沢を埋めた造成宅地または傾斜地盤上に腹付けした大規模な造成宅地において、盛土と地山との境界面や盛土内部を滑り面とする盛土の地滑り的変動(滑動崩落)が生じ、造成宅地における崖崩れまたは土砂の流出による被害が発生しました。
 こうした被害を防止・軽減するため、既存の造成宅地について大規模盛土造成地の有無とそれらの安全性の確認(変動予測調査)を進める必要があります。
 三次市では、広島県と協力し平成29年度から令和元年度において大規模盛土造成地の有無を把握するための調査を実施しています。

 宅地における災害を未然に防ぐためには、宅地所有者の方などが日ごろから宅地や擁壁に目を配り、安全の確保に努めることが大切です。
 三次市では、市民のみなさまに身近な「大規模盛土造成地」を知っていただき、宅地防災に対する理解を深めていただくため、この度、大規模盛土造成地マップを公表します。
 ※今後、必要に応じて更新する場合があります。

大規模盛土造成地

大規模盛土造成地とは

次のいずれかの要件を満たす造成地を「大規模盛土造成地」といいます。

(1)谷埋め型大規模盛土造成地

盛土の面積が3,000平方メートル以上

谷埋め型

(2)腹付け型大規模盛土造成地

盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上でかつ、盛土の高さが5m以上

腹付け型

出典:国土交通省

大規模盛土造成地マップ

各エリアの調査結果は、次のPDFデータでご確認いただけます。

【三次市】大規模盛土造成地マップNo.1-No.14[PDFファイル/7.26MB]

よくある質問と回答

大規模盛土造成地マップに関するよくある質問と回答を掲載しています。

Q 大規模盛土造成地に該当すれば危険ですか?
 このマップは、造成前と造成後の地形図や空中写真から大規模盛土造成地に該当するおおむねの位置と大きさを示したものであり、必ずしも危険な箇所を示したものではありません。

Q 所有する宅地が大規模盛土造成地に含まれているか分からないが、さらに詳細な図面はないですか?
 このマップは、地形図(縮尺2万5千分の1)などを重ね合わせて作成しています。これ以外の図はありませんので、このマップでご確認ください。

Q 所有する宅地が大規模盛土造成地に含まれている場合はどうすればいいですか?
 このマップは、必ずしも危険な箇所を示したものではないので、大規模盛土造成地であることをもって対策が求められることはありません。
 マップを公表することにより、宅地の所有者等のみなさまに宅地防災に関心をお持ちいただき、日ごろから地盤や擁壁の状態に気を配っていただきたいと考えています。

Q 大規模盛土造成地に該当すると、宅地開発や建築行為等に規制がかかりますか?
 大規模盛土造成地であることをもって、特別な手続きや規制がかかることはありません。

Q 大規模盛土造成地に含まれる宅地等を取引する際に、重要事項説明書に記載する必要がありますか?
 大規模盛土造成地であることを宅地建物取引業法に規定する重要事項説明書に記載することは求められていません。

Q 大規模盛土造成地は、マップに示された箇所以外にはないのでしょうか?
 この調査では、盛土造成地と住宅、公共施設等(避難所や鉄道など)との位置関係から調査対象地域を設定しています。そのため、郊外の工場やゴルフ場といった周辺に住宅や公共施設等がほとんどない造成地については、調査対象から除外されています。

Q 最近造成された造成地もマップに表示されていますか?
 この調査では、古い地形図(昭和30年代)と新しい地形図(平成29年前後)を重ね合わせるなどしてマップを作成していますが、宅地造成状況は年々変化するため、マップに反映されていない場合があります。

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