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みよし未来環境条例を制定しました
持続可能な脱炭素社会を実現するとともに、豊かな自然と共生し、活力があふれ、誰もが安心して暮らせる環境を未来に引き継ぐため、「みよし未来環境条例」を制定しました。
「みよし未来環境条例」の前文には市のカーボンニュートラル宣言である、「みよし未来環境宣言」を記載して、この宣言を基調とした条例になっています。
みよし未来環境条例
みよし未来環境条例(全文) [Wordファイル/50KB]
みよし未来環境条例(全文) [PDFファイル/101KB]
目的
持続可能な脱炭素社会の実現と地域経済発展および市民生活向上との両立を図るため、基本理念を定め、市、事業者、市民等および再エネ事業者の責務を明らかにするとともに、基本的施策を定め、地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進し、もって良好な環境を未来に引き継ぐこと
基本的な方針
〇市、事業者、市民等、再エネ事業者が持続可能な脱炭素社会の重要性を認識し、
学習 → 体験 → 共有 → 実行 を取組の柱としながら、それぞれの責任に基づいて主体的・積極的にその取組を行うこと
〇温室効果ガス排出量の削減等の地球温暖化対策を通して、地域課題の解決を進めながら、地域経済の活性化に貢献すること
〇モノやサービスを利用するときだけでなく、作られて捨てられるまでの、ライフサイクル全体で環境負荷を考えた地球温暖化対策を行うこと
市の責務
地球温暖化対策を総合的かつ計画的に推進するために、自ら率先して取り組み、持続可能な脱炭素社会の実現を図ること
事業者の責務
事業活動において、持続可能な脱炭素社会づくりに関する取組を主体的・積極的に行いながら、市が実施する施策へ協力すること
市民等のみなさまへ
日常生活において、持続可能な脱炭素社会づくりに関する取組を主体的・積極的に行いながら、市が実施する施策へ協力すること
再エネ事業者の責務
事業活動において、自然、景観や生活環境との調和や、防災力の維持、住民の理解が得られるように事業に取り組むこと
市の基本的な施策
・再生可能エネルギーの普及、地域循環の推進に関すること
・省エネルギーの推進に関すること
・森林等の保全や地域資源の活用の推進に関すること
・環境教育、人材育成等の推進に関すること
用語確認
◆カーボンニュートラル
温室効果ガス排出量と森林等による吸収量がバランスの取れた状態
◆脱炭素社会
温室効果ガス排出量を実質的にゼロあるいはマイナスの状態で維持している社会
◆地球温暖化
人の活動に伴い排出される温室効果ガスが、大気中の温室効果ガス濃度を上昇させ、地球全体の平均気温が上昇する現象
◆地球温暖化対策
温室効果ガス排出量の削減、吸収作用の保全や強化、その他の地球温暖化防止を図るための施策
◆再生可能エネルギー
太陽光、水力、風力、その他の非化石エネルギー源のうち、永続的に利用可能と認められるエネルギー源
◆市民等
市民、市内の団体、市への来訪者
◆事業者
市内で事業を行う法人や個人事業者
◆再エネ事業者
太陽光をはじめとする再生可能エネルギーに係る発電、熱利用、販売を行う事業者