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ペットを飼う前に考えたい10のポイント
飼ってしまってから「こんなはずじゃなかった…」と慌てても間に合いません。
飼う前に次の10のポイントを確認してみてください。
あなたの住まいはペットを飼える住居ですか?
転居や転勤の予定はありませんか?
あなたの住まいがペットを飼える住居であることは必要不可欠です。
今の住居がペットを飼える環境だとしても、転居や転勤の予定がある場合は慎重な判断が必要です。
あなたの飼いたいペットは、あなたのライフスタイルにあっていますか?
あなたはどんなライフスタイルを持ち、どんな目的でペットを飼うのでしょうか。
見た目やイメージに惑わされることなく、そのペットをよく理解して、自分のライフスタイルと目的に合っているか、冷静に判断してください。
あなたの家族は全員動物を飼うことに賛成していますか?
ペットを飼うのに、家族の理解と協力は不可欠です。
家族の誰かがペットを嫌ったり、ペットに無関心でいることは、ペットにとって大きなストレスになり、問題行動の原因となることもあります。
家族の中で動物に対するアレルギーを持っている人はいませんか?
ペットを飼い始めたら、喘息や皮膚の湿疹など、家族にアレルギー症状が出たというケースがあります。家族にアレルギー体質の人がいる場合は、飼う前に医師へ相談するなど慎重な判断が必要です。
毎日欠かさず世話に時間と手間をかけられますか?
ペットは生きていくためのすべてをあなたに依存しています。毎日の餌、排泄物の始末、清掃、運動、散歩や遊び、しつけ、健康管理などしなくてはならないことがたくさんあり、これらをこなす時間と体力が必要になります。
あなたの体力で世話ができるペットですか?
一人暮らしの方や高齢の方が、新しい家族としてペットを飼うような場合は、自分たちの歳を重ね、ペットも老いたときの世話や介護のことも考えて、種類や大きさを選んでください。
近隣に迷惑をかけないように配慮できますか?
鳴き声、臭い、糞の放置は、多くの地域で近隣トラブルの元になっています。近隣に迷惑をかけないために、糞の始末はもちろん、適切なしつけや防音対策もしなくてはなりません。
ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか?
ペットを飼うにあたり、許可や登録、食費、ペット用品や設備費、またケガや病気の際の治療費だけでなく、ワクチン接種、フィラリアなど各種病気の予防、定期的な健康診断、不妊去勢手術などの医療費もかかります。定期的なトリミング、爪や歯の手入れが必要な動物、品種の場合は、またその分費用がかかります。
生涯にわたる計画をたててみましたか?
生涯とは、ペットの生涯とともに、あなたの生涯のことも含まれます。
万が一、飼えなくなったときのことを考えていますか?
あなたが突然入院してしまったり、最悪な場合亡くなってしまうなど、不幸なアクシデントもあるかもしれません。万が一のとき、代わりに飼ってくれる人を見つけておきましょう。