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三次市民憲章
合併10周年を契機として、郷土への愛着を醸成し、一体感のあるまちづくりをめざして、市民憲章を策定しました。
三次市民憲章の解説
全体
郷土への愛着を醸成し、一体感のあるまちづくりをめざして、市民の理想と生活目標を表すものです。子どもにもわかりやすいように、簡潔・明瞭で唱和がしやすい構成となっています。
前文
三次市全域で見ることのできる山と川の表現を入れています。「江の川」は、馬洗川、西城川、神野瀬川などを含む江の川水系を意味しています。
また、本市には日本の中でも早くから鉄を生産していた歴史的事実があります。それを礎に、米をはじめとする多様な生産活動を行ってきた中で文化を産みました。そして、それらの先人の知恵と努力を引き継ぎつつ、三次市まち・ゆめ基本条例の基本的な理念「市民のしあわせ」の実現をめざすという決意を示すものです。
守ります 平和なまち 美しい自然
過去において平和な時代ばかりではありませんでした。また、自然環境も地球温暖化など大きな変化をしています。私たち一人ひとりが、自らの人生を送るためには戦争のない平和な環境を守り、自然環境と人間の諸活動とのバランスを保っていかなければなりません。
一人ひとりが、自らの生活を安心して送るために、戦争のない平和な環境や自然環境を守っていくという思いを表現しています。
つなぎます 歴史と伝統 ふるさとの誇り
先人の知恵と努力によって、今日があり、長い営みの中でふるさとへの愛情や誇りが形成されてきたこと、そして、様々な困難に向き合い、乗り越えようとしてきた精神を、今日を生きる私たちは引き継ぎ、次代へつないでいかなければならないという思いを表現しています。
深めます 地域のぬくもり 人とのきずな
私たちの暮らしは、一人ではなりたちません。グローバル化の進展や家族、地域コミュニティ、また働き方が変化している時代にあって、私たちの暮らしの基盤である地域のぬくもり、人と人とのつながり、きずなを、より深めなければならないという思いを表現しています。
大切にします みんなの夢 みんなの笑顔
一人ひとりの人権が尊重され、お互いの自由と幸福を求める権利を相互に認め合い、また、支え合う関係を大切にすることで、みんなが夢を抱き、その夢の実現に向けて生き、そして笑顔で過ごせるまちをめざそうとする思いを表現しています。
創ります 豊かな暮らし 輝く未来
地域のぬくもりや人とのきずなをさらに深め、一人ひとりの夢や笑顔を大切にすることによって、経済的側面のみならず、安全や文化、健康的、精神的側面などを含めた豊かな暮らしと、栄光ある未来を創っていく決意を表現しています。