本文
令和6年9月26日(木曜日)に「第7回みよし結芽人育成研修会」を開催しました。
学校事務部会では、複数の中学校区でグループを組んで研修をしており、各回ごとにテーマを決めて研修をしています。例えば、9月の研修会では、昨年度の三次市の予算編成の状況をもとにしながら、予算編成について学びました。資料を確認したり、三次市の教育施策と照らし合わせながら、今後の予算編成に向けて準備をしています。皆で共有認識を図り、学校経営がより円滑に行われるように、研修に取り組んでいます。
複式学級部会は、低学年、中学年、高学年の3つの部会に分かれて研修をしています。中学年部会では、広島県教育委員会の指導主事をお招きし、算数科の研究授業を行いました。複式学級では、児童が「学習リーダー」となり、自分たちで学習を進めていく時間があります。実際の授業でも、児童は自分たちで学習を進めたり、問題の解き方や考え方を友達と交流し合ったりしながら、自分の考えを深めていました。協議会では、複式学級の特性を生かした授業づくりなどについて活発な話合いが行われました。
小学校第4学年部会では、広島県教育員会の指導主事等をお招きし、算数科の研究授業を行いました。今回は、児童の主体的な学びを実現するために、児童に多様な学びの選択肢を提供することができる「単元内自由進度学習」という方法で授業づくりをしました。実際の授業では、児童が自分の学習のスピードに合わせた学習を「選択」し「自己決定」を行いながら、主体的に学習を進めていく姿が見られました。協議会では、学習の進み具合の確認の仕方や学習で使うワークシートやヒントカードなどについて話し合いました。


小学校第1学年部会では、算数科の授業の中での児童の「まちがい」を大事にした研究授業を行いました。授業では、児童からいろいろな式や考え方が出されました。その意見について、授業者が常に「お話(文章問題)通りかな?」と問い返すことで、児童は自分の考え方の間違いに気づくことができました。協議会でも、児童が自分の考えを表現する姿や、授業者が児童に問い直すことで児童自身の学びが深まった姿が見られたことが話し合われました。


小学校第5学年部会では、「どの子も学びたい、考えたいと思える、学び合いの授業づくり」について研究を進めています。第7回研修会では、広島県教育員会の指導主事等をお招きし、算数科「分数のたし算・ひき算」の授業研究を行いました。子どもたちは、これまでの学習を思い出したり、円で示された分数の大きさを考えたりしながら、学習に取り組みました。協議会では、中学校につながる数学的な考え方についても意見が交わされました。
中学校 保健体育部会では、生徒の豊かなスポーツライフを実現する力を高めるための研修をしています。保健体育科の内容ごとの指導のポイントを研究するため、各教職員が交代で、技術等指導のポイントやより効果的な授業づくりを紹介したり、実技演習をしたりしています。これまでに、ソフトボールや表現運動などについて取り上げてきました。今回は、剣道や陸上競技の演習を行いました。参加している教職員からは、「生徒が体を動かすことが好きになる、たくさんのことが学べる時間である」という声が聞かれています。
中学校 美術部会では、11月に行う研究授業の指導案協議等に取り組ました。授業の内容は、俵屋宗達作による「風神雷神図屏風」の鑑賞です。日本の美術作品に興味を持ち、造形の特徴を考え、日本の美術作品のよさや美しさを学ぶことをねらいとして行います。そこで、できるだけ本物に近いものを鑑賞させたいと思い、部会員が協力して風神雷神図屏風のレプリカづくに挑戦しています。パネルに金箔を貼る作業では、膠(接着剤)の調合が難しく、緑青が出てきて大変苦労していますが、本物に迫るものを作るため試行錯誤を重ねています。