ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 地域共創部 > まちづくり交通課 > 芸備線車両紹介

本文

芸備線車両紹介

ページID:0001396 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

芸備線の車両紹介

いつも芸備線で運行されている車両や、過去に芸備線で活躍した車両のほか、滅多に見られない車両などをご紹介します。
これを見れば、あなたも芸備線の車両博士になれるかも。

現役の車両

キハ40・47形

キハ47
昭和52(1977)年に登場。日本国有鉄道(国鉄)が保有していた気動車で、日本全国の非電化区間で活躍している。
1車両の前後両方に運転台がついたキハ40形と、片方にのみ運転台がついたキハ47形がある。
高出力エンジンへの交換、ワンマン運転化改造などのリニューアル化が進められており、広島~三次間の主力車両として活躍している。

主な運転区間:広島駅~三次駅

キハ40
両方に運転台があるキハ40形は1両編成での運行が可能。
芸備線では、車両の広島方にトイレを設置。
ワンマン運転にも対応している。

【ワンマン運転とは】
車掌が乗務することなく、運転士が1人で運行を行う方法。
運賃収受、車掌が行うドアの開閉や安全確認など、すべて運転士が行う。

キハ40連結
キハ40と47の連結部分。
運転台がついた車両(写真右)がキハ40形、運転台がついていない車両(写真左)がキハ47形。
キハ47形は2両編成以上で運行される。
キハ40形は片開きドア。キハ47形は両開きドアを装備している。
いずれもデッキはない。

【デッキとは】
車両の出入口(ドア)や貫通路(連結した車両同士をつなぐ通路)がある空間と、客室との間に仕切戸が設けてある車端部のこと。

キハ40運転台
キハ40形の運転台。
国鉄型のアナログ機器が並んでいる。

キハ47車内の様子
キハ47形の車内の様子。
車端部にはロングシート、車両中央部にはボックスシートが並ぶ。
冷暖房完備だが、天井には扇風機が設置されており、現在でも夏場を中心に稼働している。

キハ120形

キハ120
国鉄民営化後の平成4(1992)に登場。JR西日本が非電化ローカル線用として導入した小型気動車。
車体は短く、コンパクト。ステンレス製で軽量。高出力エンジンを搭載し、機動性・経済性に富んだ設計で、ワンマン運転にも対応している。
芸備線には平成7(1995)年から投入された。

主な運転区間:
三次駅~備後落合駅、備後落合駅~新見駅
※三次駅~広島駅間の一部列車にも充当されている。

キハ120 ドア
キハ120形のドアは折戸式で、雰囲気はまるでバス。
ワンマン運転のため、運転席から乗降客を確認できるよう、サイドミラーがついている。
近年、シートの変更や車内外照明灯LED化といったリニューアル化工事が進められており、ドアを客が開閉できる操作ボタンも新設された。

キハ120の画像
備後落合駅~新見駅間を走行するキハ120は、広島駅~備後落合駅間を走行する車両と色合いが異なり、オレンジ色と赤色の暖色系の帯を捲いている。

キハ120 車外
キハ120形の屋根の様子。
非電化区間を走ることから、パンタグラフ(集電装置)がないため、非常にすっきりとしたルーフが特徴。

芸備線で活躍した過去の車両

蒸気機関車

C11形タンク機関車の画像
C11形タンク機関車

C12形タンク機関車の画像
C12形タンク機関車

C56形テンダ機関車の画像
C56形テンダ機関車

8620形式テンダ機関車の画像
8620形式テンダ機関車

C58形テンダ機関車の画像
C58形テンダ機関車

ディーゼル機関車

De10形ディーゼル機関車の画像
DE10形ディーゼル機関車

客車

旧型客車[オハ35・スハフ42]の画像
旧型客車[オハ35・スハフ42]

50系一般形客車[オハ50]の画像
50系一般形客車[オハ50]

12系急行形客車[オハ12]の画像
12系急行形客車[オハ12]

気動車(ディーゼルカー)

55系準急形気動車[キハ55・26]の画像
55系準急形気動車[キハ55・26]

20系一般気動車[キハ20]の画像
20系一般気動車[キハ20]

45系近郊形気動車[キハ23]の画像
45系近郊形気動車[キハ23]

58系急行形気動車[キハ58・28]の画像
58系急行形気動車[キハ58・28]

番外編

芸備線にたまにやってくる車両たちを紹介します。
見かけたあなたはラッキー!

~芸備線のお医者さん~ キヤ141系気動車の画像
~芸備線のお医者さん~
キヤ141系気動車

線路の総合検測車。電化・非電化区間を問わず走行可能で、別の編成で測定していた電気系統と軌道系統の検測項目を1編成(2両)で測定している。「ドクターWEST」とも呼ばれる。
年に数回定期点検で芸備線を走行する。

~何でも引っ張る力持ち~ De10形ディーゼル機関車の画像
~何でも引っ張る力持ち~
DE10形ディーゼル機関車

客車や貨車をけん引して走行する機関車で、以前は芸備線でも客車をけん引して運行していた。現在は、最終列車の運転が終わったあと、線路に敷くバラスト(砂利)やレールの運搬が行われるときのみ芸備線を走行する。

~線路を調整する職人さん~ マルチプルタイタンパ(Mtt)の画像
~線路を調整する職人さん~
マルチプルタイタンパ(MTT)

マルチプルタイタンパは、バラスト(砂利)の突き固め、線路の高低差調整、線路の曲がり修正を一度に行う保線車両。「マルタイ」とも呼ばれる。
深夜に作業を行うことが多く、日中は駅に停車している所を見ることが出来る。

~懐かしのあのカラーリング~ キハ120形気動車(三江線カラー)の画像
~懐かしのあのカラーリング~
キハ120形気動車(三江線カラー)

備後落合駅~新見駅間では、月に数回ほど三江線を走行していたカラーリングの車両が走行する。