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熊野神社宝蔵
建物の概要
壁を作っている校子の断面の形や材料の古さ,経年変化(風蝕)の様子,校子の上の組物の形等から,室町時代末期に三吉氏によって建てられたものと考えられています。
この宝蔵で特徴的なことは,壁面の上部の枇杷板に絵があることです。絵は長い年月の間に図柄がわからなくなってしまっていますが,下地(胡粉)の上に墨で描かれており,校倉建築にこのような絵が描かれているのは珍しいことです。
基本情報
名称:熊野神社宝蔵
よみがな:くまのじんじゃほうぞう
指定:県指定
種別:重要文化財
所在地:三次市畠敷
指定年月日:昭和28(1953)年10月20日
関連情報
広島県の文化財ー熊野神社宝蔵(広島県教育委員会)<外部リンク>
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>