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三次市子どもの未来応援宣言

ページID:0001902 更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

概要

子どもたちの未来は地域の未来です。その子どもたちを育てるため「可能性と希望、そしてチャレンジ」の3つが重要だと考え、応援宣言の柱としました。しかしながら、様々な取り組みと努力の中でも、人口減少・少子高齢化は進行しています。
この応援宣言をもとに、市民と地域、行政、学校などが力を合わせ、三次市で生まれ育つすべての子どもたちの可能性を伸ばし、希望を支え、チャレンジを応援する取り組みを進め、いつまでも住みたい地域、いつかは帰ってきたい地域をめざします。

三次市子どもの未来応援宣言 -可能性と希望、そしてチャレンジ-
子どもたちの未来は地域の未来です。私たちは、三次市で生まれ育つすべての子どもたちの可能性を伸ばし希望を支え、チャレンジを応援します。
私たちは、力を合わせて子どもたちの未来を全力で応援することによって、三次市が「いつまでも住みたい地域、いつかは帰ってきたい地域」となることをめざします。

私たちは、
【子どもたちの可能性を伸ばします】
~自然の中での実体験や文化体験を乳幼児期から重視~
私たちは子どもたちに、豊かな自然・文化・地域のつながりを通して、実感の持てる多様な体験の機会を提供できます。これらの実体験を活かして、乳幼児期から一人ひとりの可能性を伸ばし、豊かな人格と感性を育てます。

【子どもたちの希望を支えます】
~子どもの貧困、虐待、いじめ、発達支援などへの取組と継続支援~
様々な要因によって社会からの支援を要する子どもたちがいます。私たちは生育環境や教育環境を整え、居場所づくりなどに取り組むことによって、すべての子どもたちが希望を持ち、それを実現できるよう支えます。

【子どもたちのチャレンジを応援します】
~自ら考え一歩前に踏み出す行動力と創意工夫する心をサポート~
私たちは、子どもたちが自ら考え、具体的に一歩を踏み出し、わくわく生き生きと多様なチャレンジをしていくことを、全力で応援します。

三次市子どもの未来応援宣言[PDFファイル/148KB]

策定の背景

近年、社会問題として子どもの貧困がクローズアップされています。
平成28年度国民生活基礎調査(厚生労働省)によると、子どもの貧困率は13.9%とされています。国においては、子どもの貧困対策の推進に関する法律が制定され、都道府県や各自治体においても各種施策が推進されつつあります。

※子どもの貧困率:17歳以下の子ども全体に占める、貧困線(等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯員数の平方根で割って調整した所得)の中央値の半分の額)に満たない17歳以下の子どもの割合

策定までの経過

三次市としての取り組みの方向性を見出すため、平成28年度から子育て・福祉・教育の分野に関わる職員を中心に、教育機関等との意見交換をはじめとする調査・研究を行い、取り組み内容の検討を進めてきました。
その結果、子どもの貧困対策は、貧困対策という経済的側面だけでなく、社会生活全般の複合的・経済的な取り組みが必要だと判断し、応援宣言づくりに至りました。
応援宣言の策定にあたっては、保育・保健に関わっている人たちや子育て世代、公募市民、住民自治組織や経済団体の関係者、有識者による「三次市子どもの未来応援宣言策定市民会議」を設置し、三次市がめざすべき姿について、6回にわたって活発な議論を行いました。
この議論をもとに応援宣言(素案)を作成し、関係機関への説明やパブリック・コメントなどにより市民の方からご意見をいただき、応援宣言(案)を取りまとめました。
平成29年12月市議会定例会に提案し、議決され、平成29年12月21日に制定しました。

三次市子どもの未来応援宣言策定市民会議のページへ

市長メッセージ

近年、社会問題として子どもの貧困がクローズアップされており、本市としても施策の方向性を探るべく検討を進めてきました。その結果として、貧困という経済的側面だけではなく、社会生活全般の複合的で継続的な取り組みが必要だと判断しました。
子ども一人ひとりを大切にして、自立と活躍を応援することは、地域の魅力づくり、三次市のまちづくりにもつながってくるとの思いから、「すべての子どもたちが大切にされ、生まれ育った環境にかかわらず、それぞれの個性や能力を伸ばせる三次市」、「将来の夢や目標の実現に必要な社会性や学力の習得、自立した大人としての活躍を応援する三次市」の実現を図っていくために、「三次市子どもの未来応援宣言」を策定しました。
三次市では、この応援宣言をもとに、三次市の未来を切り拓く子どもたちを、市民の皆さんとともに全力を挙げて応援していきたいと思います。

応援宣言に基づく取り組み

応援宣言のめざす姿を具体的に実現していくため、平成30年1月に三次市子どもの未来応援宣言推進委員会及びプロジェクトチームを設置し、妊娠期から高等学校までの成長段階における、必要な施策や事務事業の具体的な方針をまとめた「三次市子どもの未来応援宣言取組基本方針及び個別事業」を策定しました。

この方針に沿って毎年度個別事業を検討し、実施しています。

また、応援宣言の理念に基づく取り組みを着実に推進するため、「三次市子どもの未来応援宣言推進市民会議」を設置しました。応援宣言を推進するための、必要な提言をいただきます。

三次市子どもの未来応援宣言推進市民会議のページへ

取組基本方針の中間検証

基本方針の計画期間の前期3年間の総合的な評価・検証を行うため、平成30年度以降に庁内各部署で実施した81の個別事業の評価を行いました。この評価結果を踏まえ、成長段階及び取組の方向性ごとに総合的な評価を行いました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、体験活動が縮小・制限されるなど、充分な事業実施が叶わなかった項目もありますが、「事業が停滞している」という評価の個別事業はなく、全体的には、基本方針に従い、概ね順調に取組・事業が進行していることが確認できます。
基本方針で提示された様々な課題が完全に解決された項目はなく、また、その取組は多岐にわたっており、全体の事業水準も高いことから、現段階での取組基本方針の見直しは行わないこととしました。

三次市子どもの未来応援宣言 取組基本方針の中間検証[PDFファイル/174KB]

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