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障害のある人の支援のためのサポートファイルについて
(名称:「心をつなぐサポートファイルひろしま 結愛 〜yui〜」)
1.サポートファイルとは
障害のある人の生育歴やケアの仕方を、乳幼児期から成人期に至るまで継続して記録整理できるファイル形式の記録ノートです。
サポートファイルの活用には、次のようなメリットがあります。
- 障害のある人の成長過程、支援内容など、過去から現在にかけての本人に関する情報の整理が可能となり、詳細かつ正確な情報が伝わります。
- 保護者が病院、学校、福祉施設等で同じ説明を繰り返し行わなければならない状況の改善につながります。
- 保護者の監護能力が低下し、また死亡したとき等に、支援者に対し必要な情報提供ができます。
- このようなことから、障害のある人の理解の促進につながり、本人をとりまく生活環境が変わっても、地域生活における一貫した継続的な支援が受けられます。
2.サポートファイルの取組みの背景
(1)障害のある人は、乳幼児期、学齢期、青年期、そして成人期と成長していく過程で、福祉、医療、教育など様々な分野の機関や専門家などの支援を受けています。
(2)関係機関による一貫した支援を行う上で、本人に関する詳細かつ正確な情報が保護者から支援者等へ伝わることが必要であり、保護者団体等からも、共通の様式で子どもの生育歴等を記録できる手帳等の導入が強く求められています。
(3)このようなことから、三次市が広島県と協同してサポートファイルの普及を図ることにより、ライフステージを通じた一貫した支援の推進を図ります。
3.サポートファイルの今後の活用について
(1)三次市が発行主体となり、利用希望者に配布しています。
窓口 | 場所 |
---|---|
福祉保健部 社会福祉課 | 三次市役所 本庁 |
子育て支援部 子育て支援課 | |
福祉保健部 健康推進課 | |
三次市教育委員会 学校教育課 | |
障害者支援センター | 三次市福祉保健センター |
こども発達支援センター | 粟屋西自治交流センター |
各支所 | 各支所 |
(2)ファイルの管理は、保護者の責任において行い、必要に応じて医療、福祉、教育等の関係機関へ必要箇所を提示します。
(3)関係機関は個人情報保護に十分配慮し、サポートファイルの情報を活用することで適切な支援を行います。
(4)三次市は、広島県と協同してサポートファイルの普及に努めるとともに、必要に応じてモデル様式の見直し等を行います。
サポートファイルのダウンロード
サポートファイルは広島県のホームページからダウンロードできます。
広島県のダウンロードページ<外部リンク>