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平成25年度三次市実施計画
このたび、行政運営の指標とする「平成25年度三次市実施計画」を策定しました。
平成25年度三次市実施計画(計画期間:平成26年度)[PDFファイル/381KB]
1 計画の趣旨
国内の景気は緩やかに回復しつつあり、先行きについては、輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、家計所得や投資の増加傾向が続き、景気回復の動きが確かなものとなることが期待されています。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっています。
本市における経済・雇用状況についても、厳しい中にも薄日が差し始めており、この機を逃さず、継続的かつ戦略的な産業振興、雇用創出に取り組む必要があります。
これまで本市は、三次駅周辺整備事業や市民ホールをはじめとする社会基盤の整備を進めてきました。今後は集積した機能を市民全体の財産として活用しつつ、ハード事業からソフト事業への着実な転換を図り、市民とともに地域の特色を最大限に生かしたまちづくりに重点的に取り組んでいきます。
また、少子高齢化・人口減少の進行、家族・コミュニティ・働き方の変化、グローバル化・高度情報化、深刻な財政状況など顕在化する社会状況に対応していくため、現在策定中の新たな三次市総合計画の検討内容を意識して、長期的なまちづくりの展望を描きながら、これからやるべき施策・事業を積極的に提起し、必要な事業を着実に実施し「生活最優先都市・三次」を実現します。
計画の執行にあたっては市民との協働を図りながら、市民とともに地域づくりを進めていく仕組みへの発展を図るよう各施策を推進していきます。
以上のように、本計画は、重要性、緊急性を考慮して策定しましたが、社会情勢の変化などが予想されるため、適時かつ柔軟な対応を念頭に置き、当面の行政運営の指標とします。
2 計画期間
計画期間は、現行の総合計画の終期を踏まえて、平成26年度のみとします。
また、計画事業については、平成26年度からの新たな総合計画が策定され後に、その方針を踏まえ必要に応じて見直しや修正を行うものとします。
3 対象事業
本市が事業主体または関係団体として取り組む投資的事業や政策的事業を基本として計上しました。
継続事業については単年度事業費1件500万円以上の事業を基本に、新規事業や政策的事業については、事業費の多寡に関わらず計上しました。
4 計画事業費
実施計画の期間中の計画事業費および財源内訳は、下表のとおりです。
会計別 | 事業費 | 財源内訳 | |
---|---|---|---|
特定財源 | 一般財源 | ||
一般会計 | 11,946,600千円 | 9,207,847千円 | 2,738,753千円 |
公営事業会計 | 2,624,800千円 | 2,527,258千円 | 97,542千円 |
一部事務組合負担金 | 192,100千円 | 192,100千円 | 0千円 |
合計 | 14,763,500千円 | 11,927,205千円 | 2,836,295千円 |